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乳管を温存した陥没乳頭手術

乳管を切断した手術
将来の授乳予定がない場合には、陥没乳頭の手術において、乳管を切断することがあります。陥没乳頭が起きる原因は乳管の短縮です。乳首を引っ張っている乳管を切断できれば、乳頭の形は比較的簡単に整いますが、授乳ができなくなるというデメリットがあるために若年の方にはお勧めできません。クリニックによって乳管を温存させる術式と切ってしまう術式があります。一度切断された乳管は、元には戻せません。これから妊娠や出産を視野に入れている方は必ず、乳管温存方式であることを確認して手術してもらってください。

乳管を温存した手術
陥没乳頭の手術で、将来的に授乳を希望される場合には、乳管を温存した陥没乳頭手術が必要になります。重症の陥没乳頭では、乳管による引っ張り力を減らすために、乳管を傷つけないように、乳頭を切断し、乳管を剥離する術式を行うことがあります。乳首を引っ張り出した後、後戻りしないように乳首の根元を縫合します。更に、皮膚の一部で真皮弁を作り、乳首の土台に縫合することで再発を防ぎます。

陥没乳頭

術前

術後34日目




24歳、未婚。陥没乳頭

乳首が胸に埋没して、刺激しても出てこない症例です。美容的に気になる、垢が溜まりやすく衛生的に良くない、将来の授乳が心配である、という理由で陥没乳頭の治療を希望されました。診察したところ、乳頭が完全に乳房内に埋没し、刺激しても引っ張っても出てこない重症型の陥没乳頭の状態でした。陥没乳頭の修正手術により、埋まりこんだ乳首を引き出し、固定しました。平常時でも乳頭が突出している状態になり、美容的にも改善しました。
刺激しても引き出しても、乳頭が陥没している重症タイプは、美容的な問題や、将来の授乳の問題が生じるために、未婚の女性は特に気になるようです。重症陥没乳頭は難易度の高い手術になりますが、引き出すことが可能です。美容的問題、衛生的問題、授乳の問題が解決するために喜ばれています。